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キャベツウニの品質向上に関する、神奈川県水産技術センターとの共同研究
株式会社TERRIAは、神奈川県水産技術センターが進める「キャベツウニの品質向上試験(~令和8年度)」の一部において、独自飼料を提供しました。

神奈川県水産技術センターでは、磯焼け対策で除去されたムラサキウニを有効活用するため、2020年から研究が続けられています。
その中でよく知られているのが、規格外キャベツを与えて育てる「キャベツウニ」の取り組みです。
短期間で商品価値を高める試みとして注目されており、色彩や味、身入りに関するさまざまな検証が進められてきました。

今回TERRIAが関わったのは、商品価値の高い生殖巣(=可食部)を安定して生産するための餌料系統の検討に関わる部分です。
県の試験研究計画書では、本研究の目的として「商品価値の高い生殖巣の色彩・身入りを実現する餌料(野菜等)および飼育方法の検討」が掲げられており、TERRIAとしても未利用資源を活用した飼料開発を通じて、このテーマに貢献したいと考えてきました。

研究では、飼育条件を揃えたうえでさまざまな飼料を試用。飼育中の状態確認を行うとともに、殻を割って生殖層の状態を確認し、官能評価も実行しました。
飼料ごとの差異や傾向を確認することで、より良い原料の比較を通したデータと知見を得ることができたと考えています。

神奈川県水産技術センターは、磯焼け対策で除去されたムラサキウニの活用に早くから取り組み、キャベツウニをはじめとする先駆的な研究を重ねてこられました。
そうした蓄積のある研究に、TERRIAも飼料開発の面から関わる機会をいただけたことを、大変ありがたく受け止めています。
今回の共同研究で得られた知見を今後の改良に活かし、高品質なウニ生産と未利用資源の価値化に引き続き取り組んでまいります。