TERRIAのはじまりと事業

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TERRIAが目指す未来像 OUR VISION

どこにいても、
何年経っても。

誇れるふるさとの
名を残していく

世代を越えて受け継がれる、
有形・無形のふるさとのバトンを、
次世代へ伝えていくために。
モノやサービスではなく、
つながりを売る企業として、
地域や日本に貢献しつづけます。

家族団欒の風景
魚の漁獲
野菜の収穫
里山の風景
家族団欒の風景
魚の漁獲
野菜の収穫
里山の風景

TERRIAが生まれた背景 OVERVIEW

高齢化や人口減少、
環境変動によって変わりゆく
風景があります。
  地方の農山漁村や日本全国で起きる
課題に立ち向かい、
より良い未来をつくりたいという思いから、
TERRIAは生まれました。

地域で起こる
さまざまな問題の例

  • 人口流出と一次産業の担い手不足

    若者が都市へと流れて
    地域では働き手が足りなくなっています

  • 消費が進まない未利用野菜

    形やサイズが規格外というだけで、
    おいしい野菜が年間200万トンも
    捨てられています

  • 環境変動による漁獲の不安定化

    海水温の変化などで、
    ウニや魚の動きが変わり
    沿岸の漁業に影響が出ています

  • 観光頼みの地域づくりへの違和感

    都市主導の政策が進む一方で
    地域の暮らしや思いが
    置き去りにされることも

TERRIAの事業の第一歩 BEGINNINGS

豊かなふるさとを未来へつなぐため、私たちがまず考えたこと。
それは、里山や里海にねむる
「未利用資源」の利活用でした。

行き場をなくした資源の可能性を引き出す

環境の変化や決められた仕組みの中で、本来は価値あるものが行き場を失うことがあります。
このような地域資源の「再発見と価値化」に、TERRIAは未来の活路を見出しました。

地域の未利用資源の一例

  • ウニ
    磯焼けを引き起こすウニ

    磯焼けとは、海洋生物が海藻を食べつくすことによる藻場の砂漠化。本来なら身と旨味の詰まったウニが、沿岸地域の悩みの種になっていました。

  • 未利用野菜
    流通しない未利用野菜

    おいしく栄養満点に育った野菜が「規格外」で市場に出せないケースが多く、有効な使い道を見出しきれていない現状があります。

  • 公共施設
    使わなくなった公共施設

    老朽化や利用者の減少で閉館した、各地の公共施設。土地も建物も引き取り手が現れず、遊休資産となってしまうことがあります。

未流通野菜を用いた独自飼料による「陸上ウニ畜養」

資源は、つながりの中で価値を取り戻します。TERRIAは、地域で獲れた規格外野菜から独自の飼料を開発。
味も栄養価もすぐれた野菜で、特別おいしいウニを育てようと考えました。

磯焼けを引き起こす
本来はおいしいウニ

未流通野菜からつくる
高品質なごちそう飼料

数ヶ月の畜養を経て…
身も旨味も詰まった
極上ウニへと成長!

未利用資源をつながりの中で価値化する
循環型のウニ畜養事業を構築

  1. 漁場からウニを買い取り!

    漁協やダイバーが捕獲したウニを、
    TERRIAが買い取ります。

    • 増えすぎたウニを減らせる!
    • 砂漠化した藻場が回復する!
    • 漁師やダイバーに副収入が入る!
  2. 閉館した温水プールを養殖場に!

    地域で使われなくなったプールなどの施設を、TERRIA式のウニ畜養施設へ再利用します。

    • 地域住民にとって思い出の建物を壊すことなく再利用!
    • 建築コストも環境負荷も削減!
  3. ウニの飼料は未利用野菜を活用!
             

    年間270万トンともいわれる未利用野菜がウニのごちそうになります

    • 農家の売上がグッと増える!
    • もったいない食品ロスを削減!
    • 地域資源をムダなく活用!
  4. 成長したウニを市場&食卓へ!

    数ヶ月の畜養で身入りが良くなったウニは、飲食店やスーパーへ、そして食卓へと届きます。

    • 日本の国産養殖ウニが普及する
    • おいしいウニが手頃な価格で食べられる!
    日本はウニ消費量世界一!

    TERRIAは「国産ウニの未来」も育てます。

  5. ふるさとの名が残る未来へ!
             

    売上は、ウニや野菜の仕入れのためさらに農山漁村へ還元。こうして地域の名を冠したブランドは、おいしさの記憶とともに、未来へ持続的につながっていきます。

    • 地域の誇りをブランドに!
    • 一次産業を支えつづける持続型モデル!

さらに広がるウニ畜養事業の未来

  • ウニ畜養場
    ウニ畜養場を
    地域のコミュニティに

    ウニ畜養場に見学・体験・食事スペースなどを整備すれば、子どもや学生を含む地域住民のつながりをつくる場に。

  • グローバル展開
    TERRIAブランドの
    拡大とグローバル展開

    ウニの畜養プラットフォームを足掛かりに、多魚種展開やグローバル市場の開拓も視野に入れています。

  • 藻場
    藻場の回復により
    豊かな漁場を創出
             

    豊かな海洋環境への回復が、農山漁村のさらなる連携や活性化を生み出すように、藻場回復につながる事業とも提携予定です。

TERRIAの循環型ウニ畜養は、
ふるさとの海から全国の食卓まで
あらゆる人の幸せを
「つなげる」事業です。